ミラーボール・光の線・光の筋(CC Light Rays)

ミラーボールが輝いているような、光の線というか光の筋が出るような効果をつくります。

手順はこちら
1.ミラーボールの元画像を作る
2.キラキラ光らせる
3.光を動かす
4.カラフルなライトを追加する

 

1.ミラーボールの元画像を作る


ミラーボール・光の線・光の筋(CC Light Rays) まず、Photoshopでこんな画像を作りました。
レイヤー構造は背景とミラーボールの2枚。



Photoshop画像をコンポジションで読み込みます。
(プロジェクトウィンドウにドラッグ&ドロップ)

2.キラキラ光らせる

早速、本題のエフェクトをかけます。


タイムラインで、ミラーボールのレイヤーを選択肢、
メニュー「エフェクト」→「描画」→「CC Light Rays」
エフェクトコントロール上のCC Light Rays



「Center」のマークをクリックする白い十字が出ます。
光のセンターにする部分に十字を動かします。
もう何だかライトっぽくなりました。

一部パラメーターを触ります。
Intensity(強さ)…200
Shape(形状)…Square

この「Shape」をRound(円形)から「Square(平方)」にすると、「Direction(方向)」が触れるようになります。

3.光を動かす

光が回転するアニメーションを付けてみましょう。

タイムライン上、ミラーボールのレイヤー、0秒時、
「エフェクト」→「CC Light Rays」→「Direction」、現在値のままでストップウォッチマークをクリック。


6秒後、「Direction」を 1×0.0°に。つまり6秒間で光が1回転します。
これでミラーボールが出来ました。
よく見るとミラーボール自体は回ってないんですけど、背景に短時間使う程度なら、これで充分かと。

 

4.カラフルなライトを追加する

画面をもう少し派手にしたいと思います。
ライブハウスっぽい、クラブっぽい、カラフルなライトを作ります。
まず用意するのが、背景は黒でレインボーの光の筋が出ている、こんな画像。
これは無料のフリー素材です。


こんな感じの色のライトになります。
この虹色背景をフッテージで読み込み、ミラーボールの下のレイヤーに配置します。
こんな感じ。


この虹色背景に、またメニュー「エフェクト」→「描画」→「CC Light Rays」をかけます。
パラメーターを触ります。


Intensity(強さ)…100
Radius(半径)…100
Warp Softiness(ワープの柔らかさ)…0
Shape(形状)…Square
TransferMode(画像の乗せ方)…None


ポイントは「TransferMode」です。下の画像とどうやって重ねますか?という設定で、「None」にすると、虹色背景は消えて、虹色の光が残ります。
つまり、元画像に対応した光になるんです。
この光を先ほどと同様に「Direction」で回転させるアニメーションを付けます。
今回は「Radius」の値も触ってみました。光の半径を長短させます。

同様に、この「虹色背景」複数枚に「CC Light Rays」をかける事で、ライトをたくさん増やす事ができます。

できあがったムービーがこちら。